レモネーコ先生!絵の学校に行ったらイラストレーターになれるの?
皆がなれるわけではないぞ!
えー!じゃあどんな人がなれるの?
先日、専門学校や美大には無理に行かなくても絵を仕事にできると記事にまとめました。
とはいえもちろん、実際に絵の学校に行ってプロのイラストレーターになる人も世の中には大勢います。
今回は専門学校や美術大学を卒業した後にイラストレーターになれる人・なれない人の特徴をまとめました。
プロイラストレーターになれない人の特徴
勉強の現実逃避に絵の道へ逃げた人
大学の受験勉強をしたくない…
勉強はできないけど、絵は趣味で描いてるから楽できそう
という消極的な気持ちで美大や専門学校を目指すとイラストレーターになるのは難しいです…。
何かから逃げて絵に取り組むと、いずれは絵からも逃げてしまいます。
理由は、そういう人は実は最初から仕事にするほど絵への意欲がないからです。
イラストレーターは自らの意欲で絵の腕を磨き、気分が乗らない時でも気分を奮い立たせて絵を描かないと生きていけない職業です。
どうしてもイラストレーターになれないとイヤ!
くらいの意欲でないと途中で脱落してしまいます…。
背中を押されないと絵が描けない人
美大や専門学校で出される課題をこなすだけでは絶対に足りません。
課題はあくまでも絵を描く機会を与えてくれるものだぞ!
イラストは課題の時間以外でも取り組まなければ上達しないんだ!
イラストレーターになれる人は、誰かに言われなくても自発的に、呼吸するのと同じくらい普段から当たり前のように絵を描きます。
ですので学校の課題の他に、自分ひとりでもイラストを描き続けられる人がプロに向いています。
プロイラストレーターになれる人の特徴
絵を楽しく描ける人
絵はメンタルの状態によって完成度が変わることもあります。嫌々ながら描いた絵は雑になり、身にもつきません。
やはり絵を楽しく描ける人は自分から学ぶ姿勢を持っているため絵の力は付きやすいです。
今はSNSやYoutubeなどで色んな人が講座やメイキングを公開しているから、気軽に絵の技法を知ることができるよね!
プロになったら生活のために嫌でも絵を描かないといけないので、仕事に楽しさを見いだせる人でないと続きません。
教授と仲良くできる人
大学や専門学校の教授と仲良くできる人は、イラストレーターとして生きていくためのコミュニケーション力があります。
イラスト業界では業界人と仲良くすると仕事に繫がることもありますので、学生の頃からそれができる人はイラストの仕事に向いています。
特に教授によってはあなたの行きたい業界や就職先のコネがある場合もあるので、親しくなるといいことがあるかもしれませんよ!
教授との距離を近づけるには、イラストや専門分野のことを質問してみたり、教授の授業やゼミに参加してみるのが良いと思います!
さいごに
美術大学や専門学校に行っても、イラストレーターになれる人は卒業生のわずか数%です。
私も学生の頃に仲良くしていた美大の友達も、イラストとは全く違う業界に就職しました!
もし本当にイラストレーターになりたいと思って絵の学校に入るなら、今から絵に対する意欲や考え方を見つめ直してみてはどうでしょうか!
学生の内ならまだまだ間に合いますよ!
絵に積極的に取り組んで、憧れのイラストレーターになろう!