
イラストで仕事したいよ〜!



イラストの仕事と言っても、働き方が色々あるぞ?



え、そうなの!?
イラストの仕事では大きく分けて3つに分かれた働き方ができます。
- 副業
- 会社員
- フリーランス
です。
それぞれの働き方の特徴と、メリット・デメリット、向いている人をまとめました!
副業イラストレーター
副業でのイラストレーターは初級者向けです!
本業を別に持ちながら、帰宅後や休日のすき間の時間で絵を描く働き方です。



本業を辞める気はないけどイラストの仕事もしてみたい…
というタイプの人や、



会社を辞めてイラストを本業にしたいけど、いきなりは不安…
という人がまずは試しに絵を副業から始めるという人のパターンもあります。
やはり何もかもが初めてのまま独立するとその日食べるご飯にも困り安定しないリスクがあるので、まずは副業から始めてみることをオススメします。
副業イラストレーターのメリット
収入が安定する
本業があるので副業はプラスアルファの収入になります。お小遣いや貯金を増やすにはイラストの仕事はとても相性がいいです。
自分でやりたい絵の仕事を選べる
やりたい仕事だけを選び、やりたくない仕事は自分の判断で断ることができます。
福利厚生がある
会社によって福利厚生の内容は違いますが、本業で家賃手当や保険、育休などあるといざというときにも安心して副業できます。
人間関係に拘束されにくい
副業でイラストの仕事をする場合、メール上のやりとりのみで済むものが多いです。
副業イラストレーターのデメリット
自分で絵の仕事を探しに行く必要がある
イラストを希望している企業に営業したり、自分から発信してお仕事を募集しないとなかなか仕事が貰えません。フリーランスのイラストレーターよりも営業活動に充てられる時間が少ないため不利になります。
労働時間が長くなる
本業を終えてからも仕事をすることになるので、自由な時間は減ります。イラストの仕事を息抜き感覚だと思えないと心身の負担になるかもしれません。
経費は自己負担
ペンタブ代、契約書などの事務用品代などは全て自己負担です。(ただし経費にできます。)
イラスト依頼で発生した事務処理も自分でやる
メール返信、契約書作成、確定申告などの事務処理も自分でやります。あまり事務処理に時間を使ってしまうと制作時間が無くなってしまうので時間管理が難しいです。特にメール返信は意外と時間がかかります。



イラストの仕事に挑戦してみたい人、安定が欲しい人に向いているぞ!
会社員イラストレーター
会社員イラストレーターは中級~上級者向けです!
社会人が会社に努めながら、社内のプロジェクトに使用する絵を描く働き方です。
オタク系のイラストなら、ゲームやホビーなどのエンタメ業界で会社員イラストレーターが多く募集されています。
会社員イラストレーターのメリット
絵の仕事を自分で取りに行かなくていい
会社の他の社員が営業して仕事を貰ってきてくれるので、制作に集中できます。
社会人としてのスキルが身につく
名刺の渡し方などのビジネスマナー、上司や取引先とのコミュニケーション方法など、意外と大事な社会人スキルが身につきます。まずは会社員になって社会人スキルを身に着けてからフリーランスを目指す計画を立てる方もいます。
福利厚生がある
上記の副業にも書きましたが、企業に属している場合は各種手当、保険、育休だけでなくペンタブやPCなどの機材や事務用品も会社が支給してくれます。
毎月の収入が保証されている
だいたい決まったお給料が毎月出ますので、衣食住に困る事は無いです。ボーナスが出る可能性もあるので、貯金もしやすいです。
会社員イラストレーターのデメリット
描きたくない絵も描く必要がある
仕事で必要なイラストが必ずしも自分の得意な絵ではありません。もしかしたらあまり得意でないジャンルの絵を描かなければいけないこともあります。
拘束時間が長い
正社員なら8時間+休憩時間の間は会社にいて仕事します。さらに残業がある可能性もあります。会社によってはテレワークが導入されている場合もありますが、好きなタイミングで休憩しづらいです。
人間関係がつきまとう
会社にいる時間の間は、会社の人とコミュニケーションを取ることが多くあります。人と関わるのが苦手な人にはデメリットになります。



受け身思考でもやることはしっかりやる人、安定が欲しい人、人との繋がりが苦にならない人に向いていそうだね!
フリーランスイラストレーター
フリーのイラストレーターは上級者向けです!
企業には属さず独立してイラストの仕事を自分で探し自分で描いて稼ぐ働き方です。
自由な働き方のイメージがある一方で、デメリットも多いので目指すにもなかなかハードルが高いかもしれません。
フリーイラストレーターのメリット
自分の得意な事を発揮できる
人に求められるスキルを持っていたり、お金にできるようなスキルがあれば、思う存分発揮できます。
労働時間、仕事量、場所を自分好みにできる
スケジュールを自分で好きなように設定できるため、例えば1ヶ月まるごと全て休むのも可能です。またイラストの仕事は大概はメール上のやりとりで済むので、たとえ田舎や海外にいても仕事に影響がありません。
人間関係に拘束されにくい
メール上のやりとりで済むので、飲み会や休憩時間まで会社の人と付きっきりでいるようなことはありません。
自分が希望した人と仕事ができる
自分が気に入っている企業や個人に、お仕事の依頼をもちかけて一緒に仕事しないか声をかけることができます。
(例えば好きなVtuberさんがいたら、そのVtuberさんに声をかけてグッズイラストを描かせてもらうなど)
相手が同意してくれば自分の好きな仕事ができるのでモチベーションが上がります。
フリーイラストレーターのデメリット
自分で絵の仕事を探しに行く必要がある
仕事を募集したり営業して仕事を得るところを自分でやります。ここに時間をとられると制作時間が減ります。
ですがもし知名度があれば探しに行かなくても依頼者側から依頼が来るようになるので、そうなるのが一番理想ですね。
経費は自己負担
ツール代、書籍資料、事務用品などの経費は自分で負担します。
イラスト依頼で発生した事務処理も自分でやる
メール返信、契約書作成、確定申告なども自分で作ります。
事務処理は外注することもできますが、外注する手間とお金が必要になります。
福利厚生がない
家賃補助や保険がなく、育休もありません。全て自分で負担し、病気や育児で休む場合は収入がなくなります。
会社員だと働けなくなったら失業保険を貰えますが、フリーランスの方は失業保険が貰えません。
収入が不安定
毎月決まった数の仕事が来ると保証されていないので、収入にばらつきがあります。
イラストの依頼収入だけではなく、当サイトのようなブログやYoutubeなどでの広告収入・FANBOXなどを活用してある程度は安定化させることもできます。
別途バイトをするなどして最低収入額の底上げをすることも可能です。
社会的信用を得にくい
収入が安定しないというイメージ上、例えば賃貸を借りたり、家を購入してローンを組む時などに社会的信用はどうしても得られないので不利になります。



たくさんスキルがあり何でも自分でできる自信のある人や、色んな壁を突破して、前向きに働ける人に向いているぞ!
さいごに
それぞれ3つの特徴的な、プロの絵師で稼ぐ働き方があるのが分かったと思います。
どれをとっても、お絵描きだけで生きていくのは大変です。
イラストでどうやって生活していくか自分の適性を見極めてしっかり戦略を立て、ぜひイラストレーターを目指して見てください!



自分に合った働き方を見つけよう!