めちゃくちゃ安い値段で絵を依頼されちゃったよ~
ありゃ~…
以前に絵のコミッションや有償依頼のやりとりかどういう風に進むか紹介しました。
しかしうまく話を進めようとしても稀に、トラブルになってしまうこともあります。
その中でもあるあるなトラブルに「相手が提示する予算が安すぎる…」という問題があります。
今回は「取引先に舐められる…」「依頼者に安く買い叩きされる…」という駆け出しのイラストレーター向けに対処法を3つ紹介します。
実践すれば初心者でもより相場に近い値段で絵の依頼を受けられるようになります。
クライアントの予算が安すぎるときの解決策
あまりにも安すぎて返信するモチベーションすら起こらない場合は最初から断ってしまうのもひとつです。
しかしせっかく声をかけてもらったのに値段だけが引っかかる…なんて場合は多少の交渉をしてみてから考えてもいいかもしれません。
3つの交渉の方法を紹介したので使ってみてください!
単刀直入に値上げの交渉をする
相手がそもそもイラストの相場を分からずに交渉している可能性もあります。
もしくは、ダメ元で安い値段で言ってみて通ったらラッキーくらいの気持ちで相談している場合もあります。
安い値段の裏にどんな事情があるかは依頼者にしか分かりません。ですがその事情を探るためにも、「念の為確認ですが、本来これくらいの値段で承っておりまして…」と前置きして値上げを打診してみてください。
むしろ謝罪されて、値上げしてもらえることもあるぞ!
値下げ分のマイナス面を提示する
値段が安すぎる場合のデメリットを伝えておくと、検討してもらえるかもしれません。
例えば「作業時間が少なくなるため絵のクオリティが落ちます。更に他の人より作業が後優先になりますが宜しいですか?」などと注意を促すと、そのマイナス面を天秤にかけて値上げしてもらえる可能性があります。
今回だけ特別料金で受ける
どうしても受けたいけど値段を妥協して貰えなかったら、例えば初めての人なら「初回特典」、相手の商品に何かいいことがあったら「お祝い特典」など、何かしら理由をつけて今回だけ特別の料金で受けるのもありです。
必ず次回からは通常価格に戻ることも伝えておきましょう!
あくまでオマケ扱いですが、オマケしてもらったら誰でも嬉しいですよね!
少し距離が近くなって話しやすいと思ってもらえるので、リピートしてもらえる可能性も高まるぞ!
さいごに
交渉の方法はこれだけに留まらず考えれば色々あります。いずれにせよ、提示された安い値段にひとこと返事で受けると次回以降もずっと続くので注意したいですね。
もちろん、あらゆる手を使っても安すぎる提案をする依頼者はいます。そんな時は予算を理由にキッパリ断るのが吉です。
絵の仕事は交渉力が必要になるので難しいのですが、値上げしてもらえた時やリピートしてもらえた時の嬉しさはひとしおです!
ぜひ相手とのコミュニケーションを恐れず、自信を持って交渉してみて下さい!機械的にやりとりするよりは、ずいぶんトラブルが回避できるはずです!
お互いが納得する取引になるような交渉ができるといいね!
続編として、その他のトラブルを回避するための「よくあるトラブル編」を投稿しました。ぜひご覧下さい!
当サイト『ゆるごのみ』ではイラストレーター麦田このみが、「SNSでのイラストアカウント攻略方法」「イラストのお仕事」「イラストお役立ち情報」などイラストを描くすべての人にとって有益な情報を発信していきます。
他にもあなたのお悩みや疑問にお答えする記事をたくさん用意しておりますので、よければ記事一覧からご覧くださいね!