レモネーコ先生、私、神絵師になる!!!
か、神絵師…
なるったらなる!!
先日、お悩み・質問ご相談フォームにて
神絵師になるにはどうすればいいでしょうか?
というメッセージをいただきました!
イラストを描く人みんなの憧れの「神絵師」。
絵を描いている人なら一度は目指したいと思うものですよね…。
私も誰かの神絵師になれてたら嬉しいなぁ…とは考えたことがあります!
そんな私も、この人は神だと思うイラストレーターさんがたくさんいます。
今回は私が今まで神絵師と見たり話したりして気付いた共通点から、神絵師になるための考え方をまとめました!
神絵師とは?
「神絵師」と言っても、商業で成功されている有名な人のことを指したり、人気があるわけじゃないけど個人的に絵がすごく好みの絵師さんを指したり…
人それぞれ神絵師と思う人は違うと思います。
ただこのブログは趣味で絵を描いており
SNSでバズりたい!
数字が欲しい!
と思う人に多く見ていただいているので、この記事では、絵が上手くてTwitter(X)で1万いいねや1万人のフォロワーなど、万単位の人から賞賛されている絵師さんのことを指して書いていきます。
神絵師になると辛いこと
まず衝撃的な話ですが、本当の神絵師は実はそこまで「神絵師になりたい!」とはあまり思わないようです。
絵は「楽しむもの」と考えているので、神絵師という肩書き自体が欲しいわけではない気がします。
なぜなら神絵師になるとたくさんの人から見られやすくなり、デメリットが発生するからです。
実際、フォロワーさんからリアクションを貰うのは嬉しい反面、その数が増えてくると
- たくさんのリプやDM対応に追われる
- あらぬところで炎上する可能性がある
- 無断転載されやすくなる
- 誹謗中傷やセクハラをされやすくなる
- ただただ増えていく数字に限りがなく感じ、虚無になってしまう
- イラストのクオリティ維持がプレッシャーになる
と感じてせっかくたくさんのフォロワーがいるアカウントを完全に消してしまったり、0からアカウントを作り直した神絵師を何人も見てきました。
神絵師の本音として「絵は描きたいしみんなに共感してもらいたいけど、人が集まりすぎちゃうと居心地が悪い」と聞いたことがあります。
本当は仲のいい人とコアなファンだけの数千人くらいのフォロワーさんがいる程度で、ちょうどいいと思っているのかもしれませんね。
だからチヤホヤされたくて絵を描くのではなく、好きで描いていたら賞賛されていた、という方が多いです。
それでもどうしても神絵師になりたいなら、とにかくイラストを楽しく描くことが大事です!
神絵師になるにもデメリットはあるけど、イラストが本当に趣味であればそれを打ち消すことができるぞ!
神絵師のなり方・考え方
1.頭の中でも絵を描いて模写する
絵が上手い人は、普段からものをよく観察しています。
例えば人から説明を聞いている時に「腕はまっすぐじゃなくて意外と緩やかなカーブなんだな…」とか「肩の服のシワは脇に引っ張られてるんだな…」とかを考えているみたいです。
「いや説明を聞けよ笑」って話なのですが、どうしても気になってしまうくらい常にイラストのことを考えているようです。
見たものをすぐに紙やタブレットに描き起こしたり、ただ目で見ているだけでも輪郭をなぞって頭の中で模写しています。
つまり普段から模写・トレース練習しているようなものですね。
イラストは、頭を使って絵に向き合う時間が長いほど上達すると言われているので、納得です。
あなたも身の周りにある立体物や、いつも見ているアニメやゲームのイラストを頭の中でなぞってみると絵が上手くなるかもしれませんよ!
2.イラストのテーマ選びがうまい
バズっている絵をよく見てみると、キャラがただ直立しているだけの絵ってあまり無くて、表情・ポーズ・衣装・シチュエーション・背景など色んな要素で絵が描かれていると思います。
神絵師は絵が上手いだけでなく、そういった描く絵のネタにまでセンスがありますよね。
実はイラストのトップレベルの人は日常生活の中で、SNSで流行っている絵や反応が多い他人のイラストをよく見ています。
それを自分の絵にも反映しているため、人に受け入れられるものが描けます。
「どんなテーマで描けば分からない!」という人は、上手い人の絵を見てネタ選びの傾向を分析してみると良いぞ!
ちなみに二次創作にはなりますが、人から反応を貰いやすいイラストのネタをまとめた記事があります。ぜひこちらをネタ帳にして、今までの何倍ものいいねを獲得してみてください!
3.お絵描きを長く続ける
絵を継続して描き続けて投稿するのが一番大事です。
もちろん続けることで絵が上達するからっていうのもありますが、
見てもらう機会を増やす
ことが一番大事です。
イラストをTwitter(X)やInstargamやPixivなどに投稿して、頻度もある程度は高くして認知度を上げていかないと、見ている人に興味を持ってもらえません。
いくら神絵師でも、いきなり最初からバズるってのは電〇でも関わってないと難しいからな!
例えば企業の広告でも「スリーヒッツセオリー」っていう、広告を最低3回は見ないとその商品に興味を持ってもらえないってデータがあるみたいだよ
SNSでも同じで、何回かあなたのイラストを見てもらわないとファンになってもらえません。
ただSNSはタイムラインの流れが速すぎて、絵を投稿して2日ほどで忘れ去られてしまいます。
なので人の目につくように絵を投稿し続けることが神絵師になる秘訣とも言えます。
さいごに
これらの考え方は、おそらく多くのイラスト上級者の中で無意識にされていることなんじゃないかなと思います。
とは言え全部こなしたからと言って絵でトップレベルになるのは並大抵ではありません。運も大きく絡んできます。
神絵師そのものを目指すのではなく、「皆が自分の絵を見て共感して欲しい!」という気持ちで絵を描いていたら自然と神絵師に近づけるはずです。
良いイラストをたくさん描き続けて、神絵師になろう!
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